回顧録-鉄道編part29「渡らずの橋」 [鉄道]
国鉄特急色 [鉄道]
特急「こうのとり」。
関西から城崎温泉・豊岡・福知山方面を結ぶ特急列車です。
写真の列車は381系といって、元祖振り子電車です。
曲線の多い日本の鉄道路線では、時間短縮するにはいかにカーブでの速度を落とさずに通過するかが課題となるのですが、この車両は、オートバイがコーナーを曲がるときに重心をイン側に傾けるのと同じ機構が(ズビバセンね~。話が長くなっちゃって。^^;)備わっており、それが振り子構造と呼ばれるものです。カッコよく言えば「コーナリング・マシン」です。ただ、初期の振り子電車は乗り物酔いが多かったようですが。
特急「こうのとり」としては、残念ながらその振り子機能は使っていないそうです。
路線設備が振り子電車に対応してないのかもしれませんね。
しかし、久々に撮影した国鉄特急色。これぞ特急と言った感じ。
前面の顔の赤い塗装部分はたしか、鳥の翼を図案化したものだったと思います。
鳥の名前の特急列車にふさわしいデザインですね。