田口線廃線50年 [鉄道]
アズ氏とは無縁の
かなり地域限定&マニアックな話題です。
豊橋鉄道 旧:田口線の終点、三河田口駅跡。
駅のあった場所に幟旗が掲げられています。
以前、この駅に関して「こんな記事」や「こんな記事」を掲載していたのですが、路線廃止になってから今年で50年を迎えるそう。
しかもこの場所がとうとうダム湖に沈んでしまうらしい。
ってんで、もう本当に見納めになるかも?と思い、再度訪問して来ました。
プラットホーム部。
この写真は幟旗のない、少し前に行ったときの写真。
数年前までは草ぼうぼうでここまで確認できませんでした。
ちなみに、駅舎は自然崩壊してしまい、残っておりません。
この砕石、当時のバラストなのでしょうか。
訪れる方が多いのか、説明板も設置されています。
現在の状態。
写真中央に駅舎がありました。
旧:駅前の道路は線路一本分のとても狭い道路ですが、現在はダム工事のためその狭い道をダンプカーが行き交っています。
2001年2月、ほぼ同じ方向から撮影したもの。
架線柱も残っていました。
これは2007年4月に撮影した半壊状態の頃。
右側の待合室側から崩れてしまいました。
旧:奥三河郷土館前に保存されている当時の電車。
奥三河郷土館は現在休館中で移転が予定されているようですが、
この電車はどうなってしまうのでしょう。
これは三河田口駅ではありませんが、
沿線にある豊橋鉄道の社章が刻まれた鉄道境界標。
電車が走っていたことを示す貴重な遺構。
これも沿線にある廃レール。
でも断面が小さいので田口線のものでなく軽便鉄道用のレールと思います。
境界標も廃レールも、民家すぐそばにあるものなので詳しくはいえませんが、探せばまだまだ遺構が見つかるかも知れません。
現地に行ってわざわざ生活情報誌を貰ってくるという。^^;
地域雑誌の表紙がこれで、地元の人に愛された鉄道だったのでしょう。
廃線50年目ということで、いろいろ催し物が計画されているようです。
台風のコース、気になるなあ。
せめて勢力が弱まって欲しいです。