近鉄湯の山線 - 湯の山温泉駅 [鉄道]
近畿日本鉄道湯の山線の終着駅、湯の山温泉駅。
私鉄の一支線の駅なので、知っている人は知っているし
知らない人はまったく知らないことでしょう。
(そりゃ、そうだ)
鈴鹿山脈の御在所岳の麓にある駅で、駅名の通り温泉街の駅です。
車両止め。
終着駅ならではの光景です。
ちなみに、電線にぶら下がっている稲妻マークは”架線終端標識”と言いまして
「この先、電線が無いよ」という意味の標識です。
切符うりば。
駅員さんのいる有人駅です。
別の角度から。
先ほどからちらりと見えている、向かいに停車している列車は、
近鉄名古屋~湯の山温泉駅間を走る
臨時特急「湯の山温泉サマーライナー2015」号です。
夏の限られた日にだけ運行される列車です。
かつては定期列車で、湯の山線に乗り入れていた特急としては他に大阪上本町や難波からの直通特急もありました。
この駅から大阪方面まで乗り換えなしで行けたのです。
言い方を変えると、昔は異なっていたレールの幅が統一され繋がったことを表しています。
(大むかしの湯の山線のレールの幅はなんと、ナローゲージの762mm)
車両止めから四日市方向を望む。
もう少し山を登ると、御在所ロープウェイがあって山頂まで行けるのですが、クルマでロープウェイの麓の駅まで行ったところ避暑客でごった返していたのでスゴスゴ退散しました。