途中下車もほどほどに

さて、先週の長崎行脚（？）の帰りレポです。
※注：写真、たくさんあります。（37枚）


長崎本線諫早駅。



諫早から豊橋までの乗車券を手にして諫早駅構内へ。


大村線の列車が入線してきました。乗車する列車ではありません。
キハ66系気動車です。
420馬力エンジン音の騒々しい車両ですが、逆にその荒々しさが私は好きです。^^;


ホームで特急列車を待っていたら、目の前の待避線のレールの上にジョウビタキが。


イソヒヨドリも。
イソヒヨドリのオスを見たのはこれが初めてかも。


列車がやって来ました。
特急かもめ号です。


かもめ号の車内。
シートは革張りです。
高級感はあるのですが、使い込んで少々くたびれた感じでした。


しばらくは有明海に沿って走ります。


車内販売がまわって来たので、コーヒーを注文。
後で調べてみたら、特急かもめでの車内販売は今年の3月14日をもって終了だとか。
ワタクシ的には、おそらく最初で最後の「かもめコーヒー」となりそうです。
カップのデザインはツバメですけどね。


博多に到着。
ここからは新幹線です。
小倉に向かいます。


ホームに何気に停車していた、「博多南」行きの新幹線電車。
「博多南」駅ってみなさんご存知でしょうか？
博多から博多南までの所要時間は10分前後で、特急料金はわずか100円で行ける場所です。


のぞみの自由席に乗り、小倉駅に到着。
わずか一区間なのに、利用される人多かったです。


小倉で途中下車し、ここからはSUGOCAを使って在来線で門司港に向かいます。
諫早から豊橋までの乗車券の経路外区間だからです。


在来線の車内。


門司港駅に到着。
昔は本州と九州とを行き交う際の主要駅だったそうですが、いまはひっそりとしています。でも、歴史の重みをすごく感じました。


風格ある駅舎もいまは改修中。


駅舎をすっぽり覆って大規模に修繕されているため、ほとんど全貌が分からないのですが、ほんのちょっぴりだけ駅舎の一部を見ることができました。


ホーム横にある、今は使われていない階段。
関門連絡船への連絡通路跡だそうです。


階段を下りてホーム側を眺める。


階段横の壁には小さな四角い穴が開いており、不審者がいないか監視していた窓だそうです。


門司港駅に向かったのはこの記念館に行って見たかったからです。


蒸気機関車ゴクロウサンヨ（車番：59634）を見たり、


こ～んな車両や、


こ～～んな車両を見学したのですが、詳しい内容はまた別の機会にお話しするとしまして、


また門司港から小倉まで戻ります。
写真の列車は、小倉駅に停車していた特急ソニック号（たぶん）。


おなかが空いたので立ち食いそばでも、、、と思ったのですが、鶏肉が苦手な私には”かしわ”と言う文字が気になって仕方ありません。
ちなみに、駅弁好きな私が九州地方の駅弁にあまり興味がないのは「かしわめし」が多いからなのですが、ま、あくまでこれは個人的な理由です。


で、立ち食いラーメン屋さんもあったので入ってみることに。
券売機にSUGOCAをかざして食券を購入。


やはりこちらの地方では通常のラーメンは醬油スープではなく白湯スープみたいです。
美味しくいただきました。


小倉駅のコンコース。


さて、ここから広島まで向かいます。
自由席特急料金3340円ですか。
た、高いな。

ちなみに新幹線で目的の駅まで行くとするなら、途中下車せずに通しの特急券を購入したほうが断然お得です。
途中下車ばかりしてると特急料金がかさみます。
片道100km超の乗車券は途中下車できますが、特急券は距離に関係なく途中下車できないからです。

それと、「途中下車」とは中途駅で下車して出札口を出ることでありまして、中途駅で下車してホームに降り立っただけでは途中下車扱いになりません。なので、その場合は特急券は回収されず有効です。


新幹線「さくら」の車内。


広島駅に到着。
駅弁「しゃもじかきめし」を購入して、駅周辺をぐるっと散策し、、
（ちなみに広島駅も改修中でした）


さあ次、行ってみよう。
岡山で途中下車します。
う、2480円てか。。。

岡山駅は、父の生まれ故郷：小豆島に行く際によく立ち寄った駅です。
・・・久しぶりの訪問です。


岡山で途中下車し、駅弁「ままかり寿司」を買い、次は新神戸へ。
しかし！うわっ！2480円！！
思っていたよりも高い！
（ちゃんと調べろヨ。^^;）
しかも、飛び乗ったひかり号は京都まで各駅停車じゃないか！！
・・・時間をロスしてしまいました。

なぜに次は新神戸？といいますと、私の好きな神戸の駅弁「肉めし」の購入と（駅弁を買う目的だけだったら途中下車せずともホームの駅弁売り場で買えるかもしれませんが、もしホームの売り場が売り切れの場合、出札口外の売り場なら買える場合がある、という駅弁マニアのクセ。^^;）、それと日本一距離の短い国道174号線を見に行けたらなあ、と思ったからです。


新神戸駅。
豊橋までの自由席特急券が、とほほ。3340円。
・・・もうだめだ。
手持ちのお金が尽きてしまうので、途中下車はここ新神戸にて終了。
楽しんでやっているとはいえ、これがもう限界です。


新神戸のホーム。
これ以上途中下車していたら、博多から豊橋まで通しで購入した自由席特急料金（6380円）よりも2倍以上の特急料金を払うことになるのでした。

日本一距離の短い国道の場所を新幹線の車中で調べたところ、新神戸駅から少し離れていることがわかり、立ち寄っていたら時間がオーバーしてしまうので諦めることに。ううう、残念。
だけど、駅弁「肉めし」はちゃんと買いましたよ。
ホームの売店はやっぱり売り切れで、出札口を出た売り場で購入することができました。
またいつか駅弁カテゴリにてご紹介したいと思います。


乗車券や特急券、そして購入した入場券の数々。
岡山駅の入場券を買い損ねたのはご愛嬌（？）。