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罪なデジタルカメラ [写真]


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Nikon CoolPix P7700。
伊勢湾フェリーの船内にて。

フィルムカメラからデジタルカメラになり、フィルムの枚数や現像出しも気にせずにパシャパシャ撮れて非常に便利になりました。
撮った写真をその場でスグ確認できるのは何よりのメリットだと思います。

しかし、私にとってはそれが罪に感じることがしばしばあるのです。


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本文とは関係ないけれど、飛騨高山の写真を。
合掌造り。季節は春。

観光地に足を運ぶと、ご他聞にもれず私もパシャパシャ写真を撮っています。
で、しばらくすると、一声掛けられるのです。

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さんまち通り。

”すみませ~ん。シャッター押してくださ~い。”

”ま、またか。。。” ← 私の本音

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おみやげ屋のでっかい招き猫。

”おおぜい人がいるのにな~んで私を選んだの?”

と聞きたいところですが、身なりはべつに写真マニアの格好ではなく、ゴク普通の旅人姿(えらそうに。普段着でっしゃろ^^)です。どうも頼みやすい人間に見えるようなのです。

このとき、吉本新喜劇のバタやんのようにおもむろにシャッターボタンだけ押して「はい。」って渡せればいいんだけれど、そんな勇気もないので、仕方なく構図を決めて「3,2,1、はい!」とシャッターを切ります。
そしてカメラを返すと、次にフィルムカメラの頃にはなかった事が起きるのです。

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飛騨古川。

私が撮った写真がちゃんと撮れているか、頼んだ人(カップルの場合はお二人とも)が確認し始めるのです。
フィルムカメラは現像に出すまで画像を確認することができないので、これはデジタルカメラならではの光景です。

私は、無言となるその一瞬がもうほんと大嫌いでして。
なんか、見知らぬ人に腕を試されているような気がして、確認している間は私はこうべを垂れてしゅんとしています。。。
以来、「(ご希望に沿っているか)確認してみて。」と、あえて自分から先に確認するように言っていますが、なんかしっくり来ません。

幸い、「ダメ!もう一回撮り直して!!」と言われたことは今まで無いのですが、波風立てない良い対応方法ないものですかネ。。。


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