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CoolPix P510で遊ぶ [写真]

クチコミ情報で何かと話題になっているレンズアダプタ+テレコンバーターなるものが前から気になっていたので、情報を提供してくれた方に感謝しつつ自分も便乗してみました。ほんのちょっぴりオリジナル要素を加味しながら、ね。


その結果・・・

20120901-p510_01.JPG
オリジナル状態ではこんな感じのカメラが、、、

20120901-p510_02.JPG
ドヤッ!!( ̄ー+ ̄)

”なんちゃって”一眼レフの、
”なんちゃって”望遠レンズの出来上がり~(笑)。

各部品の詳細を説明しますと、

20120901-p510_03.JPG
①これはクールピクスP510本体。

②KIWI fotosのニコン COOLPIX P500 / P510 用 フィルターアダプターキット

付属品は
レンズキャップ、
花形フード、
UV・CPLフィルター、
レンズホルダー、
それから本体と組み付けるのに必要な六角レンチやレンズキャップ用のストラップも付属していました。至れり尽くせりです。

カメラ本体の固定リング部分に虫ネジ2箇所で取り付けますので、可動レンズ部分に負担は掛かりません。虫ネジはレンズホルダ内側のモケットが貼られた真鍮プレートを押さえつける構成になっており、カメラ本体が傷つきにくい設計になってます。
付属品がたくさんあるけれど、使用しているのは鏡筒(レンズホルダ)だけです。
分かりにくいかもしれませんがこの鏡筒、第1リングと第2リングに分かれており、長さの5分の2くらいのところで分割が出来ます。
第1リングのみで花形フードは取り付けられますが、フィルターは取り付けられません。
望遠にしたとき、可動レンズがフィルター取付け面よりも出っ張ってくるため、干渉してフィルターが割れるか、ズームモーターが壊れてしまうでしょう。
なので、付属のフィルターは鏡筒の第1と第2がくっついた状態しか使えない、要するに望遠でしか使えないフィルターってことになります。

③マルミ光機 ステップダウンリング 67-55mm

これは次のテレコンを装着するための、言ってみればアダプタ・リングです。

④OLYMPUS デジタルカメラ XZ-1用テレコンバージョンレンズ TCON-17X

付属品は、
テレコン前後のキャップと、
テレコン単体を入れる合皮のソフトケース。

コレを装着することにより1.7倍の焦点距離が得られるハズです。
P510に付けた場合は計算上、光学ズーム1700mm相当、デジタルズーム3400mm相当ってことになります。

⑤マルミ光機 ステップアップリング77→82mm

これは次のレンズフードを取り付けるためのもの。
暫くは①~④までのテレコンまでの状態で試していたのですが、斜め上からの太陽光でレンズのゴーストが出ていたので、レンズフードも取り付けることにしました。
ただ、テレコン自体にフィルタが取り付けられるようなネジが切ってなくツルンとしているので、これは自分で接着しました。
接着剤は乾燥後も弾力性のある接着剤を使用して、円周6等分くらいに接着剤を塗布して点接着。あえて接着強度を弱めに接着しているのは、過ってレンズフードにモノをブチ当てちゃった場合、壊れるんだったらこの場所でね、っていう意思表示、、、のつもり。

⑥レイノックス レンズフード LS-082

付属品は、レンズフード先端からフタができる大きな被せキャップが付いていました。

斜め上からの太陽光でゴーストが発生したため、花形フードでは効果が期待できそうにないので、やっぱり望遠レンズらしく円形フードで行こう、ということでネットで探しまくりました。
フード形状にテーパ(勾配)が付いているので、これを付けたことによる画像のケラレは発生しませんでした。超望遠レンズのフードっぽくするなら、逆にもっとストレートに近くても良いくらい。

ただこのレンズフード、材質がプラスチックなので、気温が高いと熱膨張が起こり、ステップアップリングになかなかねじ込めないです。

⑦ディンプルノブ KDM-16-M4-10 2個

これはカメラ用品ではありません。

たぶん、こんな超望遠なんて使う機会はそう多くないだろうと、本体から簡単に外せるようにネジを変更しました。②の付属のネジは通称:虫ネジ(正式名称は六角穴付き止めネジ)ですが、これを現地で取り外しとなると六角レンチも持っていかなくてはならないので、指で簡単に取り外せるようにしました。
②が舶来品なので、ひょっとしたらインチネジかな?と思いましたが、メートルM4ネジで行けました。
ちなみに、ネジ部長さ10mmのものを4mmまでカットして出っ張り量を短くしています。
でも、ネジ径が小さいからこの部分で何度も取り外しているといつかネジバカになってしまうかも・・・

さっそくこの状態で野鳥を撮影しに海岸へ行ってみました。
まずは試し撮り。

20120901-p510_04.JPG
フル装備で最広角4.3mmで撮ったとき。
ケラレまくりで、露出すら合いません。
試したところ、ケラレがなくなるのは焦点距離80mmくらいからが実用域。
35mm判換算で言うと、およそ400mm~。

20120901-p510_05.JPG
次にテレコンを取り除いて鏡筒だけにして最広角で撮った場合。

20120901-p510_06.JPG
露出は合うようになってきましたが、まだまだケラレまくり。
ケラレがなくなる焦点距離は13mmくらいから。
35mm判換算で言うと、およそ70mm~。

20120901-p510_07.JPG
次に鏡筒の長さを第1リングだけにして最広角で撮った場合。

20120901-p510_08.JPG
ほんのわずか4隅にケラレが発生します。
ケラレがなくなる焦点距離は5.8mmくらい。
35mm判換算で言うと、およそ32mm~。

つまるところ、
「カメラ本体のレンズに何かひとつでも付けると、最広角での写真に支障が出る」
と言うことが分かりました。
そりゃそうだわネ・・・

おっと、こんなことばかりしていないで野鳥を探そうっと。

20120901-p510_sagi09.JPG
アオサギ。

20120901-p510_umineko10.JPG
ウミネコ。

なんか、テレコンを付けると画像が眠い。。。
しかもオートフォーカスでピントがなかなか合いません。
そして若干、色収差(色のにじみ)が発生します。
自分の所持しているレンズの機差なのかなあ?

以上、CoolPix P510をお持ちでない方にはな~んの興味も沸かない話題でゴメンナサイ。
既にお持ちの方は真似して頂いても構わないのですが、上記の点を踏まえた上であくまでも自己責任でどうぞ。
あと、何かいい情報をお持ちでしたら私にも教えてくださいませ。m(_ _)m
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kub.o

すごく参考になりました!!
ありがとうございます!!( ・∀・)ノ
by kub.o (2012-09-28 11:07) 

yes_hama

いえいえ。どういたしまして。^^)
少しでも参考になれば幸いです。
by yes_hama (2012-09-28 18:19)