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スポンジの交換 [音楽]


なんのこっちゃ分からん題名ですが、
またまたマニアックなお話。

20140111-01_bass.jpg
わがベースのブリッジ部分に内蔵されているミュート用のスポンジを取り替えることにしてみました。(丸く囲った部分)


リッケンバッカーの#4001はミュート機構が付いたベースなのであります。
ミュート機構とは、スポンジを弦に押さえつけて弦の振動を抑えるものです。
ミュートがどのような音になるのかは後でご説明します。

スポンジ交換にはブリッジユニット全体をボディから取り外して行う必要があります。
面倒だし、ブリッジユニット固定用のビスがネジバカになると大変なので、頻繁に行う作業ではありません。
細心の注意を払う必要があります。

20140111-02_bridge.jpg
まず、弦を思いっきり緩めて弦高を決めているユニットを外します。
このユニットの正式名称は何と言うのかわかりません。
それから、今回は弦を交換せずに作業しましたが、本来ならば弦の交換時に行ったほうが無難で作業しやすいです。

20140111-03_bridge.jpg
弦高ユニットを外すと3本の固定ネジが見えてきます。
すでに見えているネジ2本とともにすべて外します。

20140111-04_bridge.jpg
ブリッジが外れました。
ネジ穴に黒いリード線が刺さっていますが、たぶんGND線ではないかと思います。

20140111-05_bridge.jpg
ようやくスポンジのサポーターが見えてきましたのでツマミをまわして外します。
押さえバネを飛ばさないように注意。

20140111-06_supporter.jpg
上向きに反った金属プレートに、厚さ5mmの両面テープつきのスポンジを65mm×15mm程度にカットして貼り付けます。
これは好みの問題ですが、私はここでは比較的弾性の低いスポンジを選択します。

20140111-07_supporter.jpg
次に、厚さ5mmのスポンジを9mm×15mmにカットしたものを上に4個貼り付けます。
このスポンジは比較的弾性の高いものにしてます。

弾性の低いスポンジを弦に押さえつけると凹みグセが付いてじきにミュートが効かなくなってくるからです。また逆に、高い弾性のスポンジだけで構成すると弦に押さえつけたときにチューニングが狂ってしまうので2種類のスポンジを使い分けてます。
ベース購入時は厚さ8mmくらいの単体スポンジが使われていたので、まったくオリジナル(←こだわり?)の方法です。

低い弾性のスポンジと高い弾性のスポンジのゴム硬度は実際どのくらいのものを使用しているのか?ですが、好みの問題でしょうし、教えて思い通りにならなかった場合に文句を言われても困るので「企業秘密」としておきましょう(笑)。

20140111-08_supporter.jpg
一度ブリッジにあわせてみて、4個のスポンジの貼り付け位置が合っているか確認します。
問題なければ、元通りに戻します。
ネジバカにはくれぐれも注意。

さて、ミュート音とはどんなものなのかお披露目します。

20140111-09_non muting.jpg
まずは、ミュート用のスポンジを押さえつけない、いわばごく普通のベース音から。

20220731-finished.png

20140111-10_muting.jpg
次に、ミュート用スポンジを弦に押さえつけて弾いたのがこれ。

20220731-finished.png

いかがでしょう?
ちなみにミュートのON/OFF以外は何も設定を変更していません。
それから、弦振動の抑え具合は選んだスポンジのゴム硬度に大きく左右されます。

某ライブハウスの1ヵ月後のロックセッションのこの曲のベースでエントリーしたので(初参加)、そのためにスポンジ交換してみましたが、ほかのパートが集まらず演奏が不成立になる可能性は高いです。
ビートルズの曲なんだけどあまり知られていない曲だし(ヘイ・ブルドッグ)、私がエントリーしたせいで他のパートの人が嫌がって(?)ボツになるって可能性も無きにしも非ずなので。(照笑、・・・違う、苦笑)

今年の冬はどーも冷えるなあ、と考えていましたが、
(そこそこ運動になる)ベースを弾いていなかったせいもあるのかも?
ドラマーほどの運動量ではありませんが、寒い季節はベースを弾いて体を温めよう!? ^^;

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